オートマチック・トランスミッション

オートマチック・トランスミッション

TOPへ戻る

01/11/06

各部の動作の解説

MENU(構造)プラネタリ・ギア湿式多板クラッチ:ワンウェイ・クラッチ:バンド・ブレーキ


ワンウェイクラッチとは

ワンウェイとは一方通行の意味です。ですからワンウェイクラッチはその言葉通り、一方向のみに回転し、他方向はロックされるクラッチを言います。あるいは一方向へのみ動力を伝達し、他方向へはフリーになるクラッチを言います。
自転車に乗った事の有る人なら誰でも経験のあることですが、自転車で走っている時にペダルをこぐ足を止めても自転車は進みつづけます。それはこのワンウェイ・クラッチがあるからです。別の言い方をするとフリー・ホィールとも言います。

上の左の図はギアに逆回転防止用のつめが引っかかっています。このつめが固定されたものであれば、ギアは左へ回ることが出来ません。逆にギアが右回転したとするとギアの山がつめを押し上げるために自由に回転する事が出来ます。自転車をこいでいる足を止めた時と同じ状態です。

下に示す図の赤い矢印は動力を伝達する側、黄色い矢印は動力を伝達される、つまり動力を受けとる側を示しています。
この図は自転車に例えるならば、後輪を右から見た図になります。空色の部分は後輪のチェーンのスプロケットに当たります。ペダルをこぐとチェーンは右に回転し、逆転防止のつめがギアを右回転させます。 この図は自転車で言うと、ペダルを逆にこいでいる状態です。赤い矢印が示しているように、空色の部分は左回りに回っていますが、つめが押し上げられるためにギアを回転させることは出来ません。
自転車を方向転換させようとする時、後ろへ向けて押すことがあります。この時、タイヤが左回転するのに連れてペダルも逆回転するでしょう。つまりギアが逆転する時、ギアがつめを押し上げることが出来ないので、つめと一緒にチェーンのスプロケットをも逆転させるのです。 これは自転車が惰性で走っている時と同じ状態です。ペダルをこぐ足を止めても自転車は惰性で走り続けます。ギアはタイヤと一緒に右回転しますが、つめを押し上げるために空色の部分、自転車で言うところのチェーンのスプロケットは回転することはありません。

MENU(構造)プラネタリ・ギア湿式多板クラッチ:ワンウェイ・クラッチ:バンド・ブレーキ


TOPへ戻る

01/11/06